ニシン

今、北海道の旬の魚「ニシン」がお安いですよ。
近所のスーパーで6匹で298円、
このスーパーは他のスーパーよりすべて高めですので、他では
もっと安く買えるかもしれません。(品質は間違いなく良いものですが)

6匹もどうしましょう、
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ニシンで思い出します。
昔は旬の時に一年間分の保存食を作るのです。
このニシンも例外ではなく箱で何箱も買い干して身欠きニシン、糠漬け、
そして北海道の郷土料理切り込みを作るのです。
※切り込みとは生魚を切り込み塩、麹で漬け込み発酵させたもの。

小さい時、三枚おろしにしたニシンを干すのを手伝いました。
その時に数の子や白子も一緒に干して乾燥させ保管。
冬の食卓に甘辛く煮た身欠きニシンや数の子、白子がでてきた記憶があります。

生ニシンの白子は好きではありませんが
この干した白子が美味しかったことを今思い出しました。
小さい時に食べただけで今は食べることはありませんが、今食べるとどうなのかな?

母は色々な保存食を作りましたが
生のまま食べることになる保存食は絶対に作りませんでした。
切り込み(ニシン、生鮭で作ります)、塩辛、イズシ、作ってくれませんでした。
近所から届くのを待っている母、
自分が作ったものでの食中毒が怖かったのでしょうね。

今はいつでも手に入る。時々スーパーで購入。 でも高くて驚きますよ。
でも少しで満足する北海道の珍味です、それで良いのかも。

6匹のニシンは半分塩焼き、残り冷凍。
安いのでやはり白子ばかり。
6匹もあるのだから間違って数の子の入っているのが有るかも…と思ったが…。
有るはずないよね〜。
冷凍ニシンは煮付けかな? ニシンの煮付けも美味しいよ。


by fu-and-boro | 2016-02-23 16:22
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